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フィギュアスケート宇野昌磨「自分へのいらだちが目立った」NHK杯開幕前日に語った心境

2022年11月17日 19:45
フィギュアスケート宇野昌磨「自分へのいらだちが目立った」NHK杯開幕前日に語った心境
NHK杯に出場する宇野昌磨選手
フィギュアスケートGPシリーズNHK杯 公式練習(17日、北海道)

昨季の世界王者・宇野昌磨選手が、フリープログラムの「G線上のアリア」を練習。4回転サルコウ、4回転フリップ、4回転トウループなどのジャンプを次々に着氷しました。

しかし練習後、「練習の中で、自分へのいらだちが目立った。表情にも表れていた」と、心の内を明かした宇野選手。

ジャンプの調整に苦戦していると話し「フリップ(ジャンプ)が一番。『こっちに斜めったから、こっちに直そう』と思った時に、それが反映されない。練習していて『意味ない…』と、ムカつきながらやっている」と、原因を説明しました。

一方、その状況を冷静に見つめ「こういう出来ない時だからこそ、向き合わなければいけない部分がある。4回転トウループ、トリプルアクセルなど取り組んできたものもある。難しいジャンプにとらわれすぎず、できるジャンプを試合でも降りることが、今後もっと難しいことに挑戦していく中で、必要になってくる」と、前を向きました。

宇野選手は18日、男子ショートプログラムに最終12番滑走で登場します。

▽以下、主な一問一答。

――いまの気持ち、体のコンディションは?

「体のコンディションは全く問題ない。気持ちはGPシリーズカナダ大会が終わってから、この練習まで、なかなかプラスの気持ちになれず、練習の中で自分へのいらだちが目立った。昨日の公式練習、今日の公式練習ともに表情にも表れていた」

――いらだちはどこに感じる?

「もちろん出来ない、うまくいかない所もそうだが、ただうまくいかないのであれば、僕はやりがいと思って、取り組むことが最近は出来ていた。自分が反映しようとした技術をトライした時に、全く反映されないことに、いらだちを感じている」

――具体的には?

「フリップが一番です。自分が『こっちに斜めったから、こっちに直そう』と思った時に、それが反映されない。練習していて『意味ない…』と、むかつきながらやっている。でもこういう出来ない時だからこそ、向き合わなければいけない。4回転トウループ、トリプルアクセルなど、カナダ大会が終わってから取り組んできたものもある。難しいジャンプにとらわれすぎず、自分ができるジャンプを試合でも降りることが、今後もっと難しいことに挑戦していく中で、必要になってくると思う」

――NHK杯の目標は?

「『何をしたいか』は具体的には考えていませんが、どのような結果になるのか興味深いですし、練習してきたトウループとアクセルに、ちゃんと練習が活かせるのかが、自分なりの見どころになる」
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