◇MLB ブルージェイズ10-1パイレーツ(日本時間8日、PNCパーク)

ブルージェイズの菊池雄星投手が開幕から無傷の今季5勝目を挙げました。

初回、先頭バッターにフォアボールを与えましたが、150キロ超えのストレートと変化球を織り交ぜた投球で後続を打ち取ります。

4回、強烈なピッチャーゴロが利き腕の左腕に当たるアクシデントに見舞われますが、そのまま続投した菊池投手。

6回にはヒットとフォアボールで2アウト2、3塁のピンチをつくります。それでも、5番のカストロ選手を153キロのストレートでサードゴロに打ち取り。無失点で切り抜けました。

5点リードの7回、1アウト後にツーベースヒットを打たれたところでマウンドを降りた菊池投手、今季最長の7回途中93球を投げ、4安打3奪三振無失点の好投を見せました。

この試合でも勝ち投手になった菊池投手は、ここまで7試合に登板し、5勝0敗、防御率3.35の成績。エンゼルスの大谷翔平投手とメッツの千賀滉大投手はともに4勝のため、菊池投手は現在、日本人トップの勝利数をマークしています。

【MLB日本人投手陣の今季成績】

菊池雄星(ブルージェイズ)
7試合 5勝0敗 防御率3.35

大谷翔平(エンゼルス)
7試合 4勝0敗 防御率2.54

千賀滉大(メッツ)
6試合 4勝1敗 防御率3.38

ダルビッシュ有(パドレス)
6試合 2勝2敗 防御率3.19

前田健太(ツインズ)
4試合 0勝4敗 防御率9.00

藤浪晋太郎(アスレチックス)
9試合 0勝4敗 防御率13.94