13日に行われるスピードスケート女子500m。

2大会連続の金メダルを狙う小平奈緒選手(35)や高木美帆選手(27)ら日本人選手の活躍が期待されます。そしてその最大のライバルが、アメリカのエリン・ジャクソン選手(29)。

ジャクソン選手は今季のワールドカップで8戦中4勝をあげている実力者です。

大会前、500m金メダル候補と言われたジャクソン選手ですが、今年1月に行われた北京五輪の代表選考会でまさかの落選。

落胆している彼女に、ジャクソン選手と同じフロリダ出身で、国内選考会1位のブリタニー・ボウ選手(33)が500mの出場権を譲り、今大会への出場がかなったのです。

ボウ選手の気遣いにジャクソン選手は自身のインスタグラムで、「北京五輪での目標達成のチャンスをくれたボウ選手の優しさに本当に感謝しています。彼女は素晴らしい友達であり、チームメートであり、これは決して忘れられない行為です」と感謝の気持ちを投稿。

ジャクソン選手はボウ選手に思いを込めて、500mのリンクに立ちます。