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「最低限の最低限の最低限の数字」DeNA今永昇太11勝の活躍も満足せず 年俸は4000万アップの1億4000万円

2022年12月8日 19:51
「最低限の最低限の最低限の数字」DeNA今永昇太11勝の活躍も満足せず 年俸は4000万アップの1億4000万円
DeNA・今永昇太投手
プロ野球・DeNAの今永昇太投手が8日、契約更改交渉に臨み、会見で「1億4000万円でサインしました。4000万円アップです」と明かしました。

今季、今永投手は、3年ぶりの2ケタ勝利となる11勝をマークし、6月7日の日本ハム戦ではノーヒットノーランを達成しました。

しかし今永投手は「1年間1軍にいたわけではないのでまだまだ満足していない。最低限の、最低限の、最低限くらいの数字だと思う。球団からはねぎらいの言葉をいただきましたけど『もっとやってくれ』と思っていたんじゃないかと思います」と今季の成績に対し、最低限を連呼しました。

そして今シーズン印象に残っている試合を聞かれると「クライマックスシリーズ1戦目の先発」とリーグ3位の阪神と対戦し、5回2失点ながら負け投手となった試合をあげました。

「勝てなかった。そこが一番自分の力を表している。そこで勝てなかったのがまだまだ自分は物足りない、情けない選手だなと思いました」と語りました。

そして来シーズンに向けては「どの数字でも一番になってない。チームが優勝するために、チームを引っ張っていけるような数字を出していきたい」と意気込みました。

約30分の会見が終了すると今永投手はメディアに向けて「今年1年間取材のほどありがとうございました。僕たちが2位という成績なんですけど、メディアを通して、皆さんが書いてくださった記事を通してモチベーションにつながったというのは選手は感じている。来季以降もなるべくいい記事を、前向きな記事を書いていただけるように、選手一同頑張って参りますのでよろしくお願いします」と感謝の言葉で会見を締めました。