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今季ノーヒットノーラン達成は最多タイの5人 1940年以来82年ぶりの快挙

2022年10月7日 5:33
今季ノーヒットノーラン達成は最多タイの5人 1940年以来82年ぶりの快挙
今シーズンのノーノー達成投手たち<(C)千葉ロッテマリーンズ、(C)YDB>
28年ぶりの完全試合を含む、5度のノーヒットノーランが達成された今シーズン。

4月10日のロッテ対オリックス戦。ロッテの佐々木朗希投手が完全試合を達成。プロ野球史上16人目、さらに最年少となる20歳5か月での記録でした。同時に日本記録となる13者連続三振、日本記録タイとなる1試合19奪三振も達成し、球界の称賛を浴びました。

さらにその約1か月後の5月11日、ソフトバンクの東浜巨投手が西武相手にノーヒットノーランを達成。打者27人に抑え、9回97球という、100球以内の完封となる「マダックス」ピッチングを見せました。

なお、この5日前となる6日には、中日の大野雄大投手が、阪神打線相手に10回2アウトまで走者を許さず、ノーノー“未遂”をしています。

6月には2人がノーヒットノーランを達成。まず達成したのはDeNAの今永昇太投手。7日の日本ハム戦(交流戦)で登板すると、9回1四球に抑え、今季3勝目を飾りました。

さらに18日、西武戦でオリックスの山本由伸投手もノーヒットノーランをマーク。チームとしては現在阪神の西勇輝投手以来、10年ぶりの快挙でした。

そして8月27日、日本ハムのポンセ投手がソフトバンク戦でノーヒットノーランを記録。これが史上87人目、98回目の記録でした。

1シーズンの5人達成は1940年以来、82年ぶりの快挙。また、5人はシーズン最多タイとなっています。