中国で行われたロンドンオリンピック予選を兼ねた女子ボクシングの世界選手権ミドル級３回戦で敗退し、オリンピック出場が絶望的となった、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代選手が、試合から一夜明けた１６日、取材に応じ、心境を語った。また、競技続行に意欲を見せた。

　山崎選手は、試合後の夜は「ぼう然とずっとしていて、今後、どうやって生きていこうっていうくらい、何を目標にして生きていけばいいんだと思って、すごくいてもたってもいられない、そういう気持ちだった」という。

　今後については、「可能性はかなり難しいですけど、自分の中での戦いはまだ終わっていない感じがしていて、何に向けて戦っていくか、はっきりわからないけど、まだまだ全然落ち込むことなく、次に向かって歩いていきたいという気持ちに切り替わりました」と語った。

　また、これまでを振り返り、「国際試合で１勝できた喜びの大きさと、それに対して喜んでくれる皆さん、皆さんの力で、協力のおかげで私が世界で戦わせてもらえたので、すごく感謝しています」と話した。