プロ野球・巨人の阿部慎之助監督が、オリオールズへ移籍した菅野智之投手について語りました。

日本テレビ「news zero」の『月刊 巨人軍新人監督日記』が2年目に突入。『巨人軍監督日記 第2章』としてスタートし、今季就任2年目を迎える巨人・阿部慎之助監督と元巨人監督の高橋由伸さんが対談を行いました。

菅野投手は2012年ドラフト1位で巨人へ入団した35歳。昨季はリーグトップの15勝3敗、防御率1.67を記録するなど、チームをリーグ優勝へ導く活躍を見せました。チームがポストシーズンへの進出を決める中、海外FA権の行使を発表。その後、オリオールズとの単年契約を手にしました。

高橋さんから「(移籍先が)決まった時になにか声をかけましたか？」と聞かれた阿部監督は「とりあえず決まってよかったねって言って、本当に頑張ってこいよってだけ言いました」とコメント。菅野投手の移籍については「痛いです。15勝してくれたピッチャーなので。12個の貯金ってやっぱりすごく大きいんで、痛いですよね」と思いを吐露しました。

すると阿部監督は菅野投手への“感謝”について語りました。

阿部監督はおもむろに「やっぱり日曜日に投げてくれて、勝つって幸せだなと思って」とコメント。

菅野投手は昨季レギュラーシーズンの24試合に先発登板。5月26日から9月1日までは全登板が日曜日になるなど、日曜日の16試合に登板し、そのなかで9勝をあげました

阿部監督は「勝ってその週を終えてね、いい休みにするっていうのが僕の目標だったんで」と笑顔。

「すごく頑張ってくれた」と振り返りながらも、「多分本人の中でずっと夢だったんでしょうからね。もう本当、キャリア終わるまで帰ってこないで欲しいですね。もうキャリア終えるぐらいやってほしいです」と笑顔でエールを送りました。