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五輪バドミントンで無気力試合 8人失格に

2012年8月2日 1:11

 現地時間先月31日に行われたロンドンオリンピックのバドミントン・女子ダブルス1次リーグで、中国や韓国など4つのペア8人がわざと負けようとして無気力試合をしたとして、8人全員が失格処分となった。

 問題となったのは、現地時間先月31日の「中国ペア対韓国ペア」「韓国ペア対インドネシアペア」の2試合。試合では、審判の注意や観客のブーイングにもかかわらず、安易にサーブを失敗するなど、わざと負けようとしているともとれる無気力なプレーが繰り返された。

 世界バドミントン連盟は現地時間1日、この4ペア8人を失格と発表した。「試合に勝つためにベストを尽くさなかったため」などとしている。しかし、韓国とインドネシアはこれを不服として異議申し立てをしており、近く結論が出される見通し。

 この4ペアは、いずれも準々決勝進出が決まっていた強豪だが、次の試合の組み合わせを有利なものにするために無気力試合をしたのではないかとみられている。

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