舛添都知事 ロンドン五輪施設を視察
東京オリンピック・パラリンピックに向けて会場計画の見直しを進める東京都の舛添知事は28日、前回大会の開催地であるイギリス・ロンドンで競技施設の再利用状況などを視察した。
2012年に開催されたロンドンオリンピックは「レガシー(遺産)」をテーマに計画が進められ、選手村は低所得者向け住宅などとして再利用されている。また、競技施設は当初から可動式の観客席が設けられるなど、国際的な試合から地域住民の利用まで幅広い用途を想定して設計された。
舛添知事「プラスのレガシー(遺産)がたくさんあったということで、大会が終わった後にどう利用するかよく考えていて、大変参考になった」
舛添知事はロンドンのボリス・ジョンソン市長とも面会し、姉妹都市提携も視野にオリンピック成功に向けた協力を要請した。