G7サミット日本開催地 午後にも発表へ
来年、日本で開催されるG7サミット(=主要7か国首脳会議)の開催地について、安倍首相が5日午後にも発表する見通しであることがわかった。安倍首相は5日夕方、ウクライナ、ドイツに向けて出発する予定で、その前にも開催地を発表するとみられている。
来年のサミット開催地に立候補しているのは8つの自治体(長野・軽井沢町、三重・志摩市、愛知・名古屋市、静岡・浜松市、兵庫・神戸市、宮城・仙台市、新潟市、広島市)で、菅長官会見は5日午前の会見で、「来年のサミット開催地の選定については、警備、宿泊施設、会場、交通アクセスなど候補地に関するあらゆる観点から検討を行ってきております」と述べている。
開催地の発表について、安倍首相周辺は5日朝、「きょう午後、発表することになると思う」と述べたほか、別の安倍首相周辺も「常識的に考えれば、きょう発表だ」と話した。
どのタイミングで発表するかは慎重に検討されてきたが、外国訪問前に国内で発表する方が国民へのメッセージとしてアピールできると判断したものとみられる。
開催地について、安倍首相に近い議員は「首相も悩んでいる様子だった」と述べている。