◇プロ野球セ・リーグ 中日0-0阪神（24日、バンテリンドーム）

中日と阪神は両者先発陣が好投。壮絶な投手戦は引き分けに終わりました。

中日は今季本拠地バンテリンドームで10試合に登板し、いまだ勝利がない柳裕也投手。3回まで1人のランナーも出さないパーフェクトピッチングをみせると、その後も阪神打線を寄せ付けず8回111球を投げ、3安打4奪三振無四球無失点の快投をみせます。

一方、阪神の才木浩人投手はストレートを中心とした力強い投球で9回まで3塁を踏ませない投球。試合が延長戦に突入すると、才木投手はプロ初となる10回のマウンドに上がります。

2アウト1、2塁の一打サヨナラのピンチを迎えますが、村松開人選手の初球には150キロを計測。3球ストレート勝負でフライに打ち取りピンチを脱します。才木投手は10回130球を投げ、5安打7奪三振無失点と力投でした。

しかし、両者ともに打線が1点も奪えず試合は4時間12分の戦いの末、延長12回引き分け。先発した柳投手、才木投手ともに勝ち投手の権利は得られませんでした。

SNSでは「とんでもない投手戦ですね」「ほんまに、2人とも、泣けてくるわ」「先発2人とも素晴らしすぎて点が入らない」「才木と柳2人ともよく頑張りました」とねぎらう声が寄せられています。