×

「これでちょっとは親孝行できたっすね」阪神が森下翔太プロ初HRの舞台裏を配信

2023年7月11日 5:00
「これでちょっとは親孝行できたっすね」阪神が森下翔太プロ初HRの舞台裏を配信
阪神・森下翔太選手(写真:時事)
プロ野球阪神が公式YouTubeで、9日のヤクルト戦で決勝点となるプロ初ホームランを放った、ドラフト1位ルーキー森下翔太選手の裏側を配信しました。

9日のヤクルト戦、激しい投手戦で0-0のまま迎えた8回裏ノーアウトランナーなしの場面。この打席まで3打席ヒットのなかった森下選手のプロ初ホームランがチームを勝利に導く一打となりました。

動画の中で、ヤクルトの最後の打者をレフトフライで打ち取った瞬間、森下選手はガッツポーズ。笑顔でチームメイトのもとへ駆け寄ります。

ヒーローインタビューを前にイヤホンなどを準備する間、森下選手からは「まじ緊張した!」と本音がぽろり。「いつ?」との質問に「守備!」と、打席よりも最後の守備で緊張したことを明かしました。

ヒーローインタビュー後は、「返してくれたんですね!ありがとうございます、返してくれて」と言いながら、ホームランボールを返してくれたファンへのお礼として手袋にサインします。

「(ホームランボールは)返ってきたらうれしい。やっぱり優しいですね、ファンの人も」と喜ぶ森下選手から、思わぬ発言が飛び出します。「自分、最初本物じゃないと思っていたので。『これ(ホームランボール)』と言われて、『あ、はい』みたいな感じで」と、渡されるホームランボールはダミーだと思い込んでいたと話します。

正真正銘、本物のホームランボールを手にし、「けど、本物でよかったです。これでちょっとは親孝行できたっすね。ちょくちょくLINEがくるので、親から。ファームに落ちたり打てなかったときに『切り替えて頑張れよ』って。ちょっとはホッとさせられたかな」と感慨深げに話す一幕も。

11日の倉敷でのDeNA戦に向けて、「ゆっくりできないですね。またちょっと頑張ります、一から」と「もう一本」打つことを誓いました。