【卓球】伊藤美誠「完全にチャレンジャーとして」準決勝は張本美和と激突 “崖っぷち”から平野美宇に大逆転で3大会ぶり4強
伊藤選手は「平野選手とはどんな状態でも接戦になる覚悟をもって試合に入っていますし、お互いに負けたくない気持ちがすごく強いと思います。そこの部分で最後は冷静にプレーすることができてよかったなと思います」と安堵(あんど)の表情。
「目の前の1点を取ることに集中していた。とにかく思い切って楽しんでやろうというのを重点に置いていたからこそ、最後もしっかり落ち着いてハードなコースだったり、回転量だったりとかを工夫できたのかなと思います」と振り返りました。
翌26日に控える準決勝では、女子最年少優勝を狙う張本美和選手と対戦。「今一番伸びていると思いますし、一番成長が早い選手」と話し、「自分の中では完全にチャレンジャーとして戦いたい。自分らしさとか、自分の持っているものを出し切りたいっていう気持ち。目の前の選手を倒すという気持ちで、まずは張本選手に集中して頑張っていきたいと思います」と静かに闘志を燃やしました。