◇天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(25日、東京体育館)

全日本卓球選手権は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、ベスト4がそろいました。

3連覇を目指す早田ひな選手は、前日に木原美悠選手を破った芝田沙季選手に4－1で勝利。これで7大会連続の準決勝進出です。

前日にジュニアの部で3連覇を飾った張本美和選手は、山崎唯愛選手と序盤から競った試合となりますが、ゲームカウント4－2で勝利。16歳7か月での女子最年少優勝(一般の部)へ向けて、順調に勝ち上がっています。

また、この1年で急成長を遂げる大藤沙月選手は、井絢乃選手から序盤に3ゲームを奪うなど、試合を優位に展開。ゲームカウント4－1で準決勝へと駒を進め、次戦は女王・早田選手との一戦です。

そして、平野美宇選手と伊藤美誠選手の“みうみま対決”が準々決勝で実現。平野選手が3－2でリードした第6ゲームでマッチポイントを握りますが、伊藤選手が8－10から4連続ポイントで逆転。勢いに乗った伊藤選手は、最終第7ゲームも序盤から試合を優位に進め、死闘を制しました。

準決勝と決勝は、翌26日に行われます。

〈準々決勝の結果〉
◆早田ひな 4－1 芝田沙季
(11－5/11－7/12－10/8－11/11－5)

◆大藤沙月 4－1 井絢乃
(11－8/11－9/14－12/2－11/12－10)

◆伊藤美誠 4－3 平野美宇
(8－11/11－7/11－5/6－11/7－11/12－10/11－6)
◆張本美和 4－2 山崎唯愛
(9－11/13－11/9－11/12－10/11－4/11－6)