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巨人19歳中山礼都 セカンドレギュラーの可能性は?原監督「勇人も最初はセカンドスタート」

2022年2月22日 21:34
巨人19歳中山礼都 セカンドレギュラーの可能性は?原監督「勇人も最初はセカンドスタート」
20日の練習試合・DeNA戦後、居残り練習に取り組む中山礼都選手
沖縄で行われている巨人キャンプ。20日に行われたDeNAとの練習試合後の夕方、キャンプ地のサブグラウンドには、ユニフォームを汚しながら守備練習に取り組む19歳・中山礼都選手の姿がありました。

この19歳が、巨人のセカンドレギュラー争いに名乗りを上げています。

中山選手は17日のロッテとの練習試合に「8番・ショート」で先発出場すると、この試合2安打を放つ活躍。さらに19日に行われた広島との練習試合では、岡本和真選手、丸佳浩選手などのレギュラー格もスタメンに名を連ねた中、中山選手も「9番・セカンド」で先発出場し、この試合でもヒットを放ち首脳陣に猛アピールをしました。

現状、不動のレギュラーは存在しない巨人のセカンド。ショートが本職の中山選手ですが、セカンドで先発出場した試合でも結果を残し、レギュラー争いに名乗りを上げました。

一方で課題もあります。20日の練習試合では、中山選手が守備で送球ミスをし、その後失点につながってしまいました。

それでも試合後、送球ミスがあった時と同じシチュエーションの守備を、何度も繰り返し練習。ミスをすぐに自分の糧にする姿がありました。

キャンプの前に原辰徳監督は、「同じ実力なら若い選手を使う」と明言。19日の試合後には「一打席、一球が全てが勉強。(坂本)勇人だって最初はセカンドスタートだからね」と、ショートの不動のレギュラー・坂本勇人選手と重ね合わせながら中山選手への期待を語りました。

「任されたポジションで自分のできることをするのが僕の役目。思い切ってプレーしていきます」と、毎日全力でキャンプの日々に取り組む中山選手。開幕までおよそ1か月。期待と、巨人の未来を背負い、19歳が泥だらけになりながら一軍に食らいつきます。

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