巨人の2年目、中山礼都選手(19)が日本ハムとの練習試合で2安打2打点の猛アピールです。

15日、巨人は今年初めての対外試合となる、BIGBOSS新庄剛志監督率いる日本ハム戦に、若手中心のメンバーで臨みました。“ポスト坂本”に名乗りを上げる中山選手が8番ショートでスタメン出場。

第1打席はセカンドゴロに打ち取られますが、第2打席で四球を選ぶと、ランナー1塁で回ってきた第3打席、アウトコースのストレートにうまく合わせレフト線に落とす技ありのツーベースで得点につなげます。さらに第4打席、ノーアウト1、2塁のチャンスで打席に入ると、センターへ反撃の2点タイムリーツーベースを放ち、この日は3打数2安打2打点の活躍。一軍生き残りに向けて大きくアピールしました。

中山選手は「自分のプレーというところをいつも通り一番に頭の中に置いて、自分のできるプレーを100％やりました。積極的にいけている結果がヒットにつながっているので、いつも通りこれからも続けてやっていきたい。いい調子を継続するのが難しいことだと思うので、1日1日、自分のルーティーンをしっかりやっていきながらこの調子を継続できるように練習していきます」と手応えを感じつつ、さらなる活躍を見据えました。

原辰徳監督は中山選手について、「キャンプの時にいい状態の人がいい結果を出しているなと。バッティングも勝負強いところもあるし、非常に評価としては厚みが増しているなという感じがします」と絶賛しました。