プロ野球・巨人は14日、沖縄での2次キャンプがスタート。原辰徳監督がインタビューに応じました。

沖縄出身の大城卓三選手について問われると「昨年、一昨年とかなり試合数にも恵まれ、戦って、ただ、私自身が思っている伸びしろという部分はまだまだ残っている」と現状には満足していない様子。今年のキャッチャー争いは「横一線からのスタート」を前提とし、「ただ、経験値としては一番多い人ですから。たぶんリーダーシップを捉えてね。ジャイアンツのレギュラーキャッチャーとして戦ってくれるのではないかなと期待しています」と語りました。

あす15日からは新庄剛志監督率いる日本ハムと練習試合を組んでいます。異常なほど注目を浴びている新庄監督について、「野球界にとって、ファンあってのプロ野球。そういう中では素晴らしいことだと思います。まあ大いに私は心の中ではもう大歓迎という形でね、大きな声でなかなか言う機会はないですけど、歓迎をした状態で新庄監督を見ますので、楽しみですね」と対戦を心待ちにしていました。

あすのスタメンについては、「広岡(大志)とやおまるくん(八百板卓丸)が非常に目立ったので、1・2番でどっちかで組んでくれないかというリクエストをした。だからたぶんそうなると思いますよ」と、2選手を1・2番で起用することを示唆しました。

先発の戸郷翔征投手については、「実戦に即した練習をやっているわけだから、それをいかに出せるかというところだと思いますけどね」と宮崎キャンプでの成果を期待しました。

坂本勇人選手や菅野智之選手などのベテランを含み、自身で調整を任せられているS班の出場については、「まだ早いでしょ(笑)。まだやっぱりチャンスを与える部分のところの人がいます」とコメントし、若手の出番を増やす予定。

「17(日)も出さない。その後だと思いますけどね」と明かしました。