◇プロ野球・練習試合広島2-1巨人(19日、沖縄・那覇市)

19日、巨人・中山礼都選手(19)が広島との練習試合に9番・セカンドで先発出場し、紅白戦を含む4試合連続安打をマークしました。

中山選手は、20年に愛知・中京大中京高校からドラフト3位で巨人に入団。昨季は二軍で44試合に出場。9、10月には打率3割8分0厘を残してファーム月間MVPに輝きました。

この日は3回の第一打席でレフトへヒットを放ち、紅白戦を含む4試合連続安打を記録。この好調の要因として、中山選手は「自分の中でルーティンというのが決まっていて、その日の体の調子などと向き合えていると思う。そういったコンディションの部分ですごく今はいい状態です」と手応えを口にしました。

それでも、7回に1アウト満塁の好機で三振を喫したことについて、「勝ちにはこだわってやっていきたいので、そういった(好機の)場面で自分が回ってきたときに一本出せるよう、これからも練習していきたいです」とコメント。

今後の意気込みを問われると、「今日は今日のことで反省しながら、またあした(20日)から新たな気持ちで、思い切って自分の売りである積極性をどんどん出してプレーしていきます」と力強く語り、レギュラー奪取へ表情を引き締めました。