ソチ五輪へ フィギュア代表が意気込み語る
来年2月に開幕するソチオリンピックへ向け、23日、フィギュアスケートの日本代表選手が決定した。男子シングルは羽生結弦選手、町田樹選手、高橋大輔選手、女子シングルは鈴木明子選手、浅田真央選手、村上佳菜子選手、アイスダンスはキャシー・リード選手とクリス・リード選手、ペアは高橋成美選手と木原龍一選手。一夜明けた24日、選手たちが意気込みを語った。
初のオリンピック代表となる羽生結弦選手「日本男子の歴史に残るし烈な争いだったと思いますし、その中で優勝して(オリンピック出場を)決められたのは、誇りを持って、責任を持って、日本代表として頑張りたいなと思いました。とにかく一生懸命やります。誰にも負けないくらい、そこに関しては。誰にも負けないくらい。一生をかけるじゃないですけれど、しっかり自分自身を奮い立たせて、精いっぱいの演技をしていきます」
2度目のオリンピック代表となる鈴木明子選手「ソチ(オリンピック)を目指そうと思ったのが昨年だったので、そこから厳しい戦いになるなと思ってここまでやってきましたけれども、今は、諦めなくて良かったと思います」
初のオリンピック代表となる町田樹選手「僕の競技人生の中で、最高の舞台だと思います。後にも先にも、人生で一度きりの舞台なので、悔いのないように全身全霊で演じたいです」
初のオリンピック代表となる村上佳菜子選手「あまり今は実感がなくて、『これ、現実かな。夢じゃないかな』という感じです。(オリンピックについて)あまり考えすぎると、すぐビビって緊張してしまうので、あまり考えすぎず、でも置いていかれないように、同じレベルで戦っていけるように、また苦しい練習をしていきたいと思います」
3度目のオリンピック代表となる高橋大輔選手「出るからには金メダルを目指してやりますし、日本代表としても、日本にメダルを持って帰ってくることを目標にやっていきたいと思っています。(小塚)崇彦(選手)にかわって僕が選ばれて、そういった意味でも、色々な人の思いを演技で証明しなければと思って」
2度目の五輪代表となる浅田真央選手「(トリプルアクセルは)とにかく練習をして、確率が良ければ入れていきたい。でも、確率が良くなければ入れないと思います。でも、今から練習していけばできると思っています。バンクーバー(オリンピック)で演技直後に感じた悔しさはオリンピックでしか晴らせないと思っているので、今度のソチオリンピックで、終わったときに『やった』と思えるような演技をして終わることが、もう一つの目標です」