◇ゴルフ国内女子ツアー　ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント最終日　(6日、沖縄・南城市)

今シーズンの国内女子ゴルフ開幕戦で、20歳の西郷真央選手がツアー初優勝を飾りました。

男子プロの「ジャンボ尾崎」こと尾崎将司選手(75)を師匠とする西郷選手、首位と5打差でスタートした最終日に、6バーディー1ボギーとスコアを5つ伸ばし、逆転でツアー初優勝を達成しました。

「まずは優勝できてよかったなという安心した気持ちです」と初優勝の感想を述べた西郷選手。

師匠でもあるジャンボ尾崎さんには、なんと報告するか聞かれると、「まず1勝することができましたということと、まだシーズンが開幕したばかりなので、複数回優勝できるような強い選手になりたいですというふうに伝えたいです」と語りました。

昨シーズンは2位が7回と、優勝まであと1歩届かなかった西郷選手ですが、今回のツアー初優勝に対し師匠のジャンボ尾崎さんからは、「西郷どん優勝おめでとう。何と言ってもゴルフに対する考え方や取り組み方が優等生で、プロの中でもそのゴルフ頭脳はトップではないかと思う時がある」と、お褒めの言葉が。さらに「今回の優勝では2位には無い副賞がたくさん貰える喜びを知っただろう。早めの2勝目を期待する」というジャンボ尾崎さんらしいコメントが届きました。

今回の優勝で賞金2160万円を手にする西郷選手、自身への『ご褒美』を問われると「あまり物欲がないので、特に考えてはいませんが、明日1日オフなので、しっかり休んで来週に向けて、気持ちを切り替えて頑張りたいなと思います」と語っていました。