◇第96回選抜高等学校野球大会健大高崎3-2報徳学園(31日、甲子園球場)

春の選抜高校野球は31日、決勝戦が行われ、群馬の健大高崎が春夏通じて初めての優勝を飾りました。

準決勝で星稜（石川）を破り、春夏通じて初めての決勝に進出した健大高崎と2年連続の決勝に進出した報徳学園の対戦は、初回から試合が動きます。まず報徳学園はヒットと四球で2アウト1、2塁のチャンスをつくると、5番の安井康起選手のタイムリー2ベースヒットに悪送球が絡み、2点を先制します。

その裏、健大高崎も四球とヒットでつくった2アウト1、2塁のチャンスで5番・森山竜之輔選手がタイムリー2ベースヒットを放ち、すぐさま同点に追いつきます。

さらに3回、健大高崎は先頭・斎藤銀乃助選手が3ベースヒットを放つと、1アウトから高山裕次郎選手がタイムリーヒットを放ち1点を勝ち越します。

健大高崎の先発・石垣元気投手は8回2失点の好投。9回は佐藤龍月投手が0点に抑え初優勝を飾りました。