大相撲の九州場所で３２回目の優勝を果たし、大鵬が持つ歴代最多の優勝回数に並んだ横綱・白鵬が２４日朝、会見で喜びを語った。

　「眠たいです。久しぶりに追いかける立場だったので、不思議と気持ちよかったです」「この優勝は特別ですね。一つの努力ではダメだ。たくさんの努力があってこそ頂点に立てる」

　優勝から一夜明け、福岡市のホテルで会見した白鵬はこのように喜びを語った。白鵬は２３日の九州場所の千秋楽で、２敗で追っていた横綱・鶴竜を下して４場所連続、３２回目の優勝を決め、「昭和の大横綱」大鵬が持つ歴代最多の優勝回数に並んだ。

　白鵬は来年の初場所で、最多優勝回数の記録更新に挑む。