×

アギーレ監督問題 協会幹部ら“処分なし”

2015年2月12日 18:24

 サッカー日本代表・アギーレ前監督の解任など一連の問題に関し、日本サッカー協会の理事会は、幹部の処分をなしとすることを決めた。

 日本サッカー協会・大仁邦弥会長(70)「(アギーレ)監督の選任にあたって協会がきちっと調査したのかと、今までそういったことが全くなかったので協会として意識がなかった。その点については我々は反省しなきゃいけない」

 日本サッカー協会は12日に理事会を開き、わずか半年でアギーレ前監督が解任となった異例の事態を受け、関係者の処分について協議した。アギーレ監督招へいの中心となった原専務理事と霜田技術委員長、さらに大仁会長ら幹部は、自主的に給与の一部を返納(大仁会長は給与返納50%〔4か月〕、原専務理事と霜田技術委員長は30%〔4か月〕)。一方で、理事会からは処分は下されなかった。

 大仁会長「最優先でやらなきゃならないことは新しい監督、新しい体制を整備すること。会長、原専務理事、霜田技術委員長については責任はないと」