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カーリング女子 銀メダルかかげ「宝物になり始めてます、2分前くらいから!」鈴木夕湖の喜び

2022年2月20日 18:01
カーリング女子 銀メダルかかげ「宝物になり始めてます、2分前くらいから!」鈴木夕湖の喜び
銀メダルを獲得し喜びを語るカーリング女子日本代表 【写真:松尾/アフロスポーツ】
北京五輪・大会17日目(2月20日)カーリング女子決勝

カーリング女子の決勝が行われ、日本は英国と対戦。10-3で敗れたものの、史上初となる銀メダルを獲得しました。

試合後、表彰式でも悔し涙を流していた選手たちですが、「琴美ちゃん(石崎琴美選手)が、『この銀メダルはちゃんと喜んだ方がいい』と言ったので、喜びの涙ということにします」と吉田知那美選手。

鈴木夕湖選手も「本当にさっきから喜び始めて、(銀メダルが)宝物になり始めてます。2分前くらいから!」と笑い混じりにコメントしました。

◆以下、カーリング日本代表選手のコメント

――流していた涙はどのような涙でしたか?

◇吉田知那美選手
「“もっとやりたかった”“もっとできた”“なんでこんなときにこんなにダメなんだろう”という悔しさの涙でした。でも前の取材で、琴美ちゃんが、『この銀メダルはちゃんと喜んだ方がいい』と言ったので、喜びの涙ということにします」

――表彰台でも涙があふれました。どのような思いでしたか?

◇石崎琴美選手
 ※平昌五輪時は解説者。20年にロコ・ソラーレにリザーブとして加入
「4年前、私はそっち側(メディア側)にいて、みんながミックスゾーンに来たときに、(本橋)麻里が一番最初にメダルをかけてくれて、本当にそれがうれしかった。今回は私が、麻里にメダルをかけてあげたいなと思うし、この4人じゃなかったら私はチームに入ってなかったので、こんなに素晴らしい経験をさせてもらうことはなかったので、あのときは本当に銀メダル以上に私の中では金メダル以上のうれしさがあって表彰台に立ちました」

――みなさんとどのような声を交わしましたか?

吉田夕梨花選手
「試合終わったあとは悔しかったのですが、やっぱりこの4年間、このチームで積み上げてきたものだったり、負けてはしまったのですが、本当にみんなよくやっていたので、本当みんなにお疲れ様、ありがとうと言いました」

――このチームでの戦いはどのようなものになりましたか?

◇鈴木夕湖選手
「本当につらいときはみんなが助けてくれて、本当にお互い支え合って、主に支えられていたのですが支えてくれたみんなに本当に感謝したいです。さっきから喜び始めて、(銀メダルが)が宝物になり始めてます。2分前くらいから」

――喜びはいかがですか?

藤澤五月選手
「そうですね、みんなが喜び始めたので、このメダルは本当に私たちだけじゃなくて、本当に日本のカーリングの選手だったり、支えてくれているカーリング関係者の方たち全員でつかみ取った銀メダルだと思うので、その方々の思いも一緒に喜びたいと思います」

――手の甲に書いたメッセージはどんな力になりましたか?

◇藤澤五月選手
「氷の上に立つうえで、どういう気持ちで氷に立ちたいか、どういう心構えで立つべきかというのを常に考えながら試合をしている。今日の試合は納得のいくものではなかったのですが、それ以上にこの舞台に全員で立つことができて、感謝の気持ちをこの大会通して表すことができたのではないかと思います」