世界選手権の切符は誰の手に?五島莉乃は初マラソンへ 加世田梨花は「2時間20分切り」を目標 名古屋ウィメンズマラソンが9日に号砲

記者会見でハートポーズをつくる選手たち 前列・左から加世田梨花選手、上杉真穂選手、後列・左から佐藤早也伽選手、五島莉乃選手、チェプキルイ選手、アガ選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇名古屋ウィメンズマラソン2025(9日、バンテリンドームナゴヤ発着)
名古屋ウィメンズマラソンが9日に号砲。東京で開催される2025年世界陸上選手権代表選考の最終レースです。
日本勢の招待選手は、日本歴代3位2時間19分24秒の記録を持つ新谷仁美選手(積水化学)がケガにより欠場。加世田梨花選手(ダイハツ)、上杉真穂選手(東京メトロ)、佐藤早也伽選手(積水化学)、五島莉乃選手(資生堂)がエントリーしました。
10000mで30分53秒31の自己ベストを持ち、パリ五輪10000m代表の五島選手はこれが初マラソン。7日の会見では、「実業団に入るときに将来はマラソンで走りたいと思っていた。42キロを走り終えた後、まだ見たことない世界があると思う。それが私にとっていいものだったらいいな」と話しました。
一方、日本勢でトップ2時間21分55秒の記録を持つ加世田選手は、2023年の世界選手権マラソン代表。パリ五輪代表をかけた前回大会では、自己ベストに迫る2時間22分11秒をマークしましたが、代表には届きませんでした。今大会は、「2時間20分切りをして、世界選手権の代表権を獲得することが目標。順調に練習ができているので状態はいい」と2大会連続の世界選手権代表を見据えます。
女子マラソンの参加標準記録は2時間23分30秒。すでに突破している選手で、ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズランキングで首位に立つ安藤友香選手(しまむら)が優位に立ちます。1月の大阪国際女子で日本人トップの全体2位に入った小林香菜選手(大塚製薬)の2時間21分19秒や、3位だった鈴木優花選手(第一生命グループ)の2時間21分33秒を超えることが求められそうです。
名古屋ウィメンズマラソンが9日に号砲。東京で開催される2025年世界陸上選手権代表選考の最終レースです。
日本勢の招待選手は、日本歴代3位2時間19分24秒の記録を持つ新谷仁美選手(積水化学)がケガにより欠場。加世田梨花選手(ダイハツ)、上杉真穂選手(東京メトロ)、佐藤早也伽選手(積水化学)、五島莉乃選手(資生堂)がエントリーしました。
10000mで30分53秒31の自己ベストを持ち、パリ五輪10000m代表の五島選手はこれが初マラソン。7日の会見では、「実業団に入るときに将来はマラソンで走りたいと思っていた。42キロを走り終えた後、まだ見たことない世界があると思う。それが私にとっていいものだったらいいな」と話しました。
一方、日本勢でトップ2時間21分55秒の記録を持つ加世田選手は、2023年の世界選手権マラソン代表。パリ五輪代表をかけた前回大会では、自己ベストに迫る2時間22分11秒をマークしましたが、代表には届きませんでした。今大会は、「2時間20分切りをして、世界選手権の代表権を獲得することが目標。順調に練習ができているので状態はいい」と2大会連続の世界選手権代表を見据えます。
女子マラソンの参加標準記録は2時間23分30秒。すでに突破している選手で、ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズランキングで首位に立つ安藤友香選手(しまむら)が優位に立ちます。1月の大阪国際女子で日本人トップの全体2位に入った小林香菜選手(大塚製薬)の2時間21分19秒や、3位だった鈴木優花選手(第一生命グループ)の2時間21分33秒を超えることが求められそうです。
最終更新日:2025年3月9日 7:30