ラグビー日本代表が凱旋 選手が笑顔で会見
ラグビーワールドカップ2015で世界に衝撃を与えた日本代表が13日、凱旋(がいせん)した。厳しい戦いを終えて笑顔で会見に臨んだ選手たちは「ラグビーをもっと盛り上げていきたい」と抱負を語った。
エディー・ジョーンズHC(55)「新しいラグビーの歴史作りました。選手たちは日本の新しいヒーローです。このヒーローたちの功績であり、日本のラグビーを変えることができました」
リーチマイケル選手(27)「この4年間そして大会中にずっと応援してくれたファンの人たち、ずっとサポートしてくれたチームメート、会社そして家族の皆さま、感謝しています。この後ろの男たちが、毎試合毎試合体張って、日本の皆さんに勇気を与えたと思います。これから日本のラグビーをもっともっと盛り上げていきたいと思います」
最終戦後に悔し涙を見せた五郎丸歩選手(29)も晴れやかな表情で大会を振り返った。
五郎丸選手「19歳で日本代表に入って、W杯に出場するまで10年かかりましたけど、非常に楽しく最高の時間でした。その時間を日本の国民の皆さん、世界の皆さんと共有できたことを、非常にうれしく思います。日本代表はこれをもって解散しますけど、国内のリーグは来月から始まりますので、そちらの方も応援よろしくお願いします」
今大会、キッカーとしてチームをけん引した五郎丸選手。日本でもブームとなった「五郎丸ポーズ」について、同学年の山田章仁選手(30)が次のように語った。
山田選手「(W杯は)素晴らしい経験となりました。これから始まるトップリーグでも頑張っていきたいと思います。そして今シーズンは、チームの監督にゴールキックを蹴らせてもらおうかなと。五郎丸選手のポーズをお借りして蹴らせてもらおうと思います」
アマナキ・レレイ・マフィ選手(25)「スコットランドの試合で倒れてそこで終わりと思って。皆さんに応援とお祈りをしてもらって、こっちの選手たちにもサポートしてもらって、最後までできました。これからも、2019年のW杯、頑張ります」
田中史朗選手(30)「これが始まりなので、また次の代表に選ばれる選手が、先頭に立って日本のラグビーを引っ張っていってくれると思うので、これからも日本のラグビーをよろしくお願いします。僕シャイなのでこういう所でしか言えないので、この場を借りて、家族、お父さん、お母さん、妻と娘にありがとうと言わせてもらいます。本当にありがとうございます」
松島幸太朗選手(22)「この先につながる大会だったと思うので、これからもみんなで日本ラグビーを有名にして盛り上げていきたいです」
藤田慶和選手(22)「次は2019年、ベスト8、ベスト4目指して頑張っていくので、また日本ラグビーをよろしくお願いします」