ラグビー・ワールドカップで世界に衝撃を与えた日本代表が１３日、凱旋帰国した。厳しい戦いを終えた五郎丸歩選手（２９）が改めて戦いを振り返った。

　「やっぱり３勝はしましたけど、そこで満足している表情というのを画面を通じて子どもたちだったり、次に日本代表を目指す選手が見てしまったら、そこにいけばいいという思いになると思う。そこで悔しいって思いをカメラを通じて出してくれたので、次の世代はその上を目指してくれると思う」

　「（Ｑ：五郎丸さんのポーズについて）日本のテレビを見ていたのでみんなで見て笑ってましたけどね」「（Ｑ：チームメートからは？）Ｗ杯で初めてやったわけじゃないので、ずっとやってきていたので、他の選手も特徴あるポーズしようかなって言ってましたけどね」

　「（Ｑ：一番支えになっていた言葉は？）まずＨＣに『日本の歴史を変える』って言われたときは、自分の気持ちっていうのは本当にたかぶったし、このメンバーあのスタッフだったらできるっていうふうに感じられたっていうのは、この４年間非常に大きかったですね」

　「あとはゲーム通じて自分の支えになってるのは、やっぱりゴールキックのルーティンっていうところを本当にずっとやってきて、大舞台であればあるほど積み上げてきたものしか出ないというふうに僕はずっと思ってたので、それを結果として残せたことは非常にうれしいです」

　「本当に南アフリカ戦が終わってからというものは、一日一日、自分たちを取り巻く環境が変わっていって、それは４年前から我々が目指してきたところだったので、本当に楽しいワールドカップでしたね」