レスリング・樋口黎が銀 五輪ハイライト
【リオ五輪15日目 ここまでのハイライト】
バドミントン女子シングルスで、奥原希望選手が銅メダルを獲得した。3位決定戦の相手、中国人選手が棄権したためで、シングルスでの日本勢のメダル獲得は初めて。
シンクロナイズドスイミングでは、8人によるチームのフリールーティン決勝で日本が銅メダルを獲得。この競技でのメダル獲得は、アテネ大会以来12年ぶり。1位はロシアで大会5連覇。2位は中国がロンドン五輪に続く銀メダル。
陸上男子50キロ競歩では、世界選手権4位の荒井広宙選手が3番手でフィニッシュ。日本競歩界初のメダル獲得と思われたが、レース終盤に3番手争いをしていた選手の進路を妨害したとして一度は失格となった。しかし、この裁定を受けて日本陸上連盟が異議申し立てをした結果、それが認められ、日本競歩界初のメダル、銅メダルが確定した。
レスリングフリースタイル男子57キロ級決勝では、樋口黎選手がウラジーミル・キンチェガシビリ選手(ジョージア)に敗れ、銀メダルとなった。男子フリースタイル74キロ級では、高谷惣亮選手が準々決勝でガリムジャン・ウセルバエフ選手(カザフスタン)に敗れた。
サッカー女子決勝では、ドイツがスウェーデンを2-1で破り金メダルを獲得した。3位決定戦では、カナダがブラジルを2-1で下し、銅メダルに。
日本のメダルは金12・銀7・銅21で計40個となり、過去最多の前回ロンドン大会の38個を更新している。