駒大・佐藤圭汰「まだまだ課題、弱いなと思った」驚異の区間新も満足せず 2025年は世界選手権に照準
7区で区間新記録を出した駒澤大学の佐藤圭汰選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路)
駒澤大学の佐藤圭汰選手(3年)は7区で区間記録を1分近く上回る新記録をマーク。故障明けで約10か月ぶりのレースで「不安な気持ちもあった」と振り返りました。
2年生で迎えた前回大会は、3区を走り区間2位の力走。箱根駅伝後には、室内での5000メートル日本記録(13分09秒45)を樹立しました。
しかし、3年生となった今シーズン、4月と9月に2度恥骨を痛めた影響で、出雲駅伝と全日本大学駅伝を欠場。直近は「いい練習を詰めていた」と語りますが、「夏とかみんなと比べると練習ができていなくて不安もあって複雑な心境だったんですけれど、自分ならいけると自分を信じていた」と心境を語りました。
小田原中継所では、先頭の青山学院大学と4分07秒差の3位。18秒先に出た中央大学に追いつき、洛南高校の後輩でもある岡田開成選手(1年)としばらく並走。徐々に引き離していました。
試合は昨年の3月以来。不安はあったと語りますが、96回大会で阿部弘輝選手(明治大学)が記録した1時間01分40秒の記録を57秒更新する、圧巻の区間新記録を打ち立てました。
「ラスト3キロ上げる予定が後半落ちてしまった。まだまだ課題、弱いなと思った」と反省も口にしますが、青山学院大学との差を1分40秒に縮める力走。チームの復路優勝に貢献しました。
来季が学生ラストイヤー。東京大会の世界選手権出場を目標に掲げた佐藤選手は、「来季は自分たち4年生が最上級生になるので引っ張っていかないといけない。自分は世界選手権を目標にやっていく。駅伝はもちろん大事ですが、自分の第一目標を見失わず、そこに向かって頑張りたい」と力を込めました。
駒澤大学の佐藤圭汰選手(3年)は7区で区間記録を1分近く上回る新記録をマーク。故障明けで約10か月ぶりのレースで「不安な気持ちもあった」と振り返りました。
2年生で迎えた前回大会は、3区を走り区間2位の力走。箱根駅伝後には、室内での5000メートル日本記録(13分09秒45)を樹立しました。
しかし、3年生となった今シーズン、4月と9月に2度恥骨を痛めた影響で、出雲駅伝と全日本大学駅伝を欠場。直近は「いい練習を詰めていた」と語りますが、「夏とかみんなと比べると練習ができていなくて不安もあって複雑な心境だったんですけれど、自分ならいけると自分を信じていた」と心境を語りました。
小田原中継所では、先頭の青山学院大学と4分07秒差の3位。18秒先に出た中央大学に追いつき、洛南高校の後輩でもある岡田開成選手(1年)としばらく並走。徐々に引き離していました。
試合は昨年の3月以来。不安はあったと語りますが、96回大会で阿部弘輝選手(明治大学)が記録した1時間01分40秒の記録を57秒更新する、圧巻の区間新記録を打ち立てました。
「ラスト3キロ上げる予定が後半落ちてしまった。まだまだ課題、弱いなと思った」と反省も口にしますが、青山学院大学との差を1分40秒に縮める力走。チームの復路優勝に貢献しました。
来季が学生ラストイヤー。東京大会の世界選手権出場を目標に掲げた佐藤選手は、「来季は自分たち4年生が最上級生になるので引っ張っていかないといけない。自分は世界選手権を目標にやっていく。駅伝はもちろん大事ですが、自分の第一目標を見失わず、そこに向かって頑張りたい」と力を込めました。
最終更新日:2025年1月4日 15:29