日本時間1月22日に予定されている、2025年度のアメリカ野球殿堂入り投票の結果発表まであと3日。候補者に選出されているイチロー氏は28人の候補者の中で唯一得票率100%を維持しており、野手で史上初となる、満票殿堂入りの可能性を残しています。

投票は2024年末に締め切られていて、現在は投票した記者のSNSなどから殿堂入りが予想されている状況です。MLB日本語公式サイトのMLB.jpが引用している「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」によると、現地時間1月18日19時時点で投票権を持つ記者172人分の投票内容が公開されていて、推定開票率は43.6%。この時点でイチロー氏は唯一得票率100%を維持しています。

殿堂入りには得票率75%が必要で、現時点で75%以上を得票しているのはイチロー氏、CC.サバシア氏(93.0%)、ビリー・ワグナー氏(84.8%)、カルロス・ベルトラン氏(80.1%)の4人となっています。

過去に満票殿堂入りを果たしたのは、通算652セーブのメジャー記録保持者であるマリアーノ・リベラ投手のみです。イチロー氏の野手初の満票殿堂入りに期待が高まります。