×

掛布雅之の殿堂入りに原辰徳「孤高の天才。感銘を受けて憧れた」現役時代のライバルを称賛

2025年1月16日 17:46
掛布雅之の殿堂入りに原辰徳「孤高の天才。感銘を受けて憧れた」現役時代のライバルを称賛
野球殿堂入り通知式に出席した(左から)王貞治氏、掛布雅之氏、原辰徳氏
公益財団法人野球殿堂博物館は16日、2025年野球殿堂入り通知式を開催。プレーヤー表彰でイチロー氏と岩瀬仁紀氏、エキスパート表彰で掛布雅之氏が殿堂入りとなりました。

通知式には、前巨人監督の原辰徳氏もゲストとして出席。「掛布さんのゲストスピーカーということで電話をいただいて。快くOKしましたというところで、私にとっても光栄なことです」と、出席の経緯を明かしました。

掛布氏の3学年下という原氏。先にプロの世界に飛び込んだ掛布氏について「甲子園で拍手喝采を一番多く受けた選手。どこか孤高の天才、独特の雰囲気で大したことには動じず、喜ばず、威風堂々とプレーをされた姿は大変感銘を受けて憧れたもの」と評しました。

現役時代には巨人と阪神という立場で何度も対戦。「甲子園のスコアボードで同じ(4番の)位置に『掛布・原』が並んで、非常に野球をやる上においてエネルギーになった。『掛布さんには負けないように今日は行くぜ』『阪神に負けても掛布さんには負けない』という意識をもって共に歩んできた。そういう素晴らしい野球人でしたね」と、同じ4番として、掛布氏を意識していた当時を振り返りました。
最終更新日:2025年1月16日 20:18