カブスが14日、記者会見を実施。今永昇太投手とともに鈴木誠也選手が登壇し、阪神・巨人との対戦に意気込みを語りました。

カブスは18日から東京ドームでドジャースと対戦。その前にプレシーズンゲームとして15日に阪神と、16日に巨人と試合を行います。

2012年ドラフト2位指名からメジャーに挑戦するまで広島に在籍していた鈴木選手は、この2試合について「セ・リーグだったので2チームともずっと（一緒に試合を）やってきていたチーム。またその選手たちに会えるのもすごく楽しみ」とコメント。さらに「少しプレッシャーもあるんですけど。打てなかったら多分皆さんにたたかれると思うので、少し不安はあるんですけど」と笑顔を見せつつ「なんとか結果をだしていいシリーズにできればいいなと思います」と語りました。

さらに、多くの日本人選手がメジャーリーグに挑戦している“黄金期”について触れられると「今までの先輩方が積み上げてきてくれたことで今の僕たちがあると思う。僕たちがしっかりまたここで頑張って、これからもたくさんの日本人選手がアメリカでやれるということを夢見てほしい。ここが黄金期にならないように、より先にもっともっと明るい未来が待っているように僕たちも今しっかり頑張っていきたい」と思いを語ります。

これには今永投手も「僕もカブスで過ごしている中で、スタッフや選手から『今、日本でプレーしているこのピッチャー知ってるか』とか『このピッチャーすごいよな、いつアメリカに来る予定なんだ』っていう質問をたくさん受けます」と日本野球の広がりについて言及。続けて「アメリカの選手も日本野球の情報を見てくれていると思いますし、そういう選手がまたアメリカに挑戦してほしい」と語りました。