DeNA・三浦大輔監督が23日、スカウト会議後の横浜スタジアムで取材に応じ「特徴のある選手もいますし、レベルも年々上がってきている。楽しみ」と翌日のドラフト会議へ向けた心境を語りました。

選手にとってもチームにとってもまさに運命の日。三浦監督は「右投手左投手、右バッター左バッター、内野手外野手、全部（映像を）見ました。印象に残った選手はいました」と選手たちの分析を行ったことを明かしました。

前年のドラフトでは3球団競合の度会隆輝選手を引き当てているだけに、今年もその“ゴッドハンド”に期待がかかります。「ゴッドハンドなんて大層なものじゃないです。(競合のくじは)自分が引くことになっています。もし抽選になった場合は気持ちを込めて抽選に臨みたい」と笑顔をのぞかせながらも、気を引き締めました。

一方、進藤達哉チーム統括本部長補佐は「即戦力でいけるピッチャーが数名取れたら」と、チーム防御率リーグ5位の3.07に沈んだ投手陣再建を見据えました。そして、1位候補は4、5人に絞ったと話し「誰に指名するかは当日最後決めたい。三浦監督のゴッドハンドにお願いしたい」と期待を寄せました。