NPB井原事務局長 「オミクロン株の潜伏期間の2.9日を参考に」DeNAー中日3連戦の中止を決定
NPB(日本野球機構)は8日、DeNAで新型コロナ陽性の選手が多数発生したことを受けて、臨時実行委員会を開き、横浜スタジアムで8日から10日まで予定されていた中日戦を中止にすることを決定しました。
「連日PCR(検査を)行い、陰性の確認をして、収束をはかっていく」会見で井原敦事務局長は3連戦を中止したことについて「オミクロン株の潜伏期間の2.9日を参考にして、3日間、選手間の接触を行わないように」したと理由づけました。
DeNAでは10人以上が新型コロナ陽性となっていて、7日夜から選手間の接触を極力控えるとともに、連日PCR検査を行って、陰性の確認をしていくということです。
また、井原事務局長は「自主練習はありえますが、チーム練習はなし」とDeNAの今後の練習状況についても言及。
次のDeNA-巨人戦については「毎日PCR検査するので、陰性の確認状況によっては、次のカードも(中止が)考えられます。そういう状況になったら、改めて検討する」と話しました。
新型コロナ陽性と判定された戸柱恭孝選手が、延長12回までキャッチャーとしてマスクをかぶっていて、球審との濃厚接触も懸念されましたが、「球審はマスクをしているので濃厚接触者にはあたらない」としました。