◇プロ野球オープン戦 DeNA 5-4 阪神(8日、甲子園球場)

プロ野球・阪神がリードを守る試合展開とするも、9回に逆転を許し敗れました。

前日「6-0」でDeNAに勝利していた阪神。この日も本拠地でDeNAを迎えます。

先発マウンドにあがったのは門別啓人投手。キャンプから好投を続けている門別投手ですがこの日も好投を披露します。2回から3回は圧巻の5連続三振。4回には四球などで無死満塁のピンチを招くも、併殺打などで切り抜け「4回無失点」としました。

打線は3回、小幡竜平選手が躍動を見せ先制点に貢献します。小幡選手は2塁打で出塁すると、俊足を生かし3塁に進塁。相手のエラーを見逃さずホームを駆け抜けました。

さらに5回、1アウト満塁のチャンスから佐藤輝明選手のタイムリーで2点を追加。続く2アウト2、3塁のチャンスでは大山悠輔選手がタイムリーでさらに1点を追加しました。

阪神の投手陣は門別投手から続く、ゲラ投手、石井大智投手、石黒佑弥投手の無失点リレー。

しかし8回、この回からマウンドにあがった川原陸投手が四球と味方のエラーで招いた無死1、2塁のピンチからタイムリーを浴びます。さらに2アウト3塁から、前日支配下を勝ち取った工藤泰成投手が登板。タイムリーを浴びさらに1失点としました。

ここまで2点リードとしていた阪神でしたが、9回のマウンドにあがった島本浩也投手が乱調。被安打3、与四死球1で3失点とします。これで逆転を許した阪神、反撃ならず敗れました。