現在6連勝中と調子を上げてきた阪神について、野球解説者の赤星憲広さんが同日の日本テレビ『Going！Sports＆News』で解説しました。

6連勝の要因として赤星さんは、「先発投手陣が頑張ってゲームを作ってくれている事がすごく大きい。それにより野手の状態も上がってきたので、巨人との3連戦に関しては投手陣と野手陣がかみ合ってきた印象」と語りました。

6連勝中の阪神先発陣の防御率は2.19。さらに連勝中のチーム打率が.288、38得点と、投打がかみ合いだしてきた阪神。

いまだ10勝20敗、“借金10”の阪神ですが赤星さんは、「うまくいけば、5月中に5割まで持っていけるんじゃないかなと思います」と、現在のチーム状態の良さに太鼓判を押しました。

そして、上位浮上のキーマンとして挙げたのは中継ぎ右腕の“ユアレス”こと湯浅京己投手でした。

「先発が頑張っているので後ろ(リリーフ)ですよね。セットアッパーの湯浅投手、期待している投手なので彼が8回に収まってくるといいと思います」

阪神ファンから、昨シーズン、絶対的守護神として君臨したスアレス投手になぞらえて“ユアレス”の愛称で親しまれている湯浅投手。今シーズンは中継ぎとして防御率1.46、7ホールドと安定した成績を残しています。

湯浅投手が、岩崎優投手につなぐ“8回の絶対的存在”となれるか注目です。