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阪神 今季初の3連勝 リリーフ陣が好投 矢野燿大監督「(後ろの)形ができてきた」

2022年4月29日 7:02
阪神 今季初の3連勝 リリーフ陣が好投 矢野燿大監督「(後ろの)形ができてきた」
今季初の3連勝を飾った阪神矢野燿大監督
プロ野球セ・リーグ 阪神3-2中日(28日、甲子園球場)

阪神が中日に1点差で競り勝ち、今季初の3連勝を飾りました。

2回に2点の先制を許した阪神は4回、先頭の中野拓夢選手から山本泰寛選手までの“4者連続安打”で同点に追いつきます。さらに、坂本誠志郎選手のショートへのゴロの間に糸井嘉男選手がホームに突入しセーフ。一挙に勝ち越します。

そのリードを6回以降、4人の投手リレーで守り切った阪神が中日に2連勝。雨天中止をはさんで3連勝を記録しました。

▽以下、阪神矢野燿大監督の一問一答

――今の気持ちは?

本当に手に汗むちゃくちゃ握りましたし、最後は優(岩崎優投手)を信じて、応援するだけでしたけれど、よく投げてくれました。

――秋山拓巳投手のどんな投球だったと評価?

本当はもうちょっと調整という時間を取ろうかというところだったんですけども、先発陣がちょっと状態が、投げられるピッチャーがいないという中で急きょ秋(秋山拓巳投手)にということで、しっかり投げてくれたと思います。

――(4回の)攻撃を振り返って?

打線全体がちょっと上がりつつあるというかなというところで、1、3塁、1、3塁という攻撃がうまくできましたし、山本ヤス(泰寛選手)もしっかりバントを決めてくれて。派手な点の取り方というのはまだできるところではないかもしれないですけど、ここで試合をしっかりつないで取れたというのは大きいと思います。

――初球でスクイズ。あのあたりは何が何でも1点を?

そうですね。ヤス(山本選手)は何でもできるタイプなんでね。そういうところではできるだろうという信頼関係の中でしっかりやってくれたということです。

――5回以降はリリーフがまさに鉄壁のリリーフとう感じでしたが?

開幕からなかなか形が決まらない中で、若い投手、浜地、湯浅が本当に自信を持って頼もしく成長してくれていますし、アルカンタラ、優というのもそれぞれの持ち味をしっかり出してくれていますし、こういう形ができつつあるというのはチームにとっても大きいかなと思います。

――少しずつ後ろが固まってきていますが?

浜地に関しても自信をもって送り出していますし、湯浅はもちろんそうですし。一番後ろが優というそういうところも形はしっかりできてきたなと思っています。

――今季初の3連勝。どう考えていますか?

ずっとね、なかなか苦しいシーズンですけれど、その中でみんながなんとかしようという試合が結果に結びついてきているので。あしたからジャイアンツ戦なりますけれど、トップを走っているチームなんでね、この勢いでしっかり戦っていきます。