日本サッカー協会は13日、W杯アジア最終予選に臨む日本代表メンバーを発表。会見では、森保一監督が岩手県大船渡市で発生した山林火災について、被災者への思いを語りました。

2月26日に岩手県・大船渡市で山林火災が発生。避難指示はすべて解除されましたが、家を失った人は避難生活を続けているなど、生活への影響は長引いている状況です。

会見で森保監督は「大船渡市の森林火災で日常を失われてしまった方々もいる中で、まずは被災された方々にお見舞い申し上げたいと思っています」と、山林火災について触れました。「大切な命が奪われているということももちろん認識していますので、亡くなられた方々にご冥福をお祈りしたいと思っております」と引き締まった表情で語りました。

さらに、「我々は日本代表として、そしてプロのサッカー選手やスタッフとして、勝利をお届けすることであったり、ワールドカップに出場することなど、勝って喜んでいただくということは目指していかないといけないと思います」とコメント。

「我々が戦う姿、そして選手たちの日常の努力を見ていただき、国民のみなさんに日常の活力になれるようにということを、大きな活動意義として考え、選手とも共有しながら日頃の代表活動をさせていただいています。元気や勇気や根気、日常に本当に必要な活力と思ってもらえるように日本代表として戦っていきたいと思っています」と、ワールドカップに向けて意気込みました。