【高校サッカー】「胸張って帰ってきてね」東山が準優勝 チーム初&京都府勢55大会ぶり優勝には届かず
◇第101回全国高校サッカー選手権 決勝 岡山学芸館(岡山)3-1東山(京都)(9日、東京・国立競技場)
2大会連続5回目の出場で、初の決勝進出となった京都代表・東山。決勝戦では岡山代表の岡山学芸館に敗れ、準優勝で大会を終えました。
東山は今大会、決勝までの5試合で9得点2失点を記録。準々決勝、準決勝はPK戦の末に勝ち抜くなど、粘り強い戦いを見せていました。
この試合は序盤からボールを握る展開が続きますが、前半25分にオウンゴールから失点。それでも前半44分、MF真田蓮司選手のミドルシュートがクロスバーに当たってゴールへ。真田選手の得点ランキングトップに並ぶ今大会3ゴール目で同点に追いつき、前半を1-1で終えます。
しかし、後半は立ち上がりから苦しい戦いを強いられます。後半7分に岡山学芸館MF木村匡吾選手にヘディングからゴールを決められ、勝ち越しを許します。
再び同点に追いつきたい東山は後半29分、J1・C大阪内定のエース・阪田澪哉選手がクロスボールをヘディングで合わせますが、ここはクロスバーに阻まれます。
後半40分には岡山学芸館の木村選手にこの日2点目を決められ、点差を広げられると、終盤も猛攻を仕掛けますが、岡山学芸館ゴールを破ることができず、試合終了。
チーム初優勝、そして京都府勢55大会ぶりの選手権制覇とはなりませんでした。栄冠をつかむことができず、涙を流した東山イレブン。
それでもSNSでは「胸張って帰ってきてね」「ナイスファイトでした」「来年こそは優勝しよう!」と選手たちを励ます声が寄せられました。