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【高校サッカー】京都・東山が初の決勝進出 GK佐藤がPK2本ストップで“雄たけび”

2023年1月7日 18:18
【高校サッカー】京都・東山が初の決勝進出 GK佐藤がPK2本ストップで“雄たけび”
PK2本ストップの東山GK佐藤瑞起選手

◇全国高校サッカー選手権 準決勝 東山1-1(PK4-2)大津(7日、東京・国立競技場)

熱戦続きの準決勝。PK戦の末、東山(京都)が大津(熊本)を破り、初の決勝進出を決めました。

先制したのは大津。前半39分、鮮やかなパスワークで東山ディフェンスを崩すと、井伊虎太郎選手(3年)がクロスに合わせます。

一方の東山も後半に反撃。後半18分コーナーキックのこぼれ球を松橋啓太選手(3年)が冷静なトラップから狙い澄ましたシュートで同点に追いつきます。

1-1のまま、決着はPK戦へ。ヒーローになったのは、東山のGK佐藤瑞起選手(3年)。準々決勝でもPKストップをしている東山の守護神は、大津の2人目を横っ飛びで気迫のセーブ。雄たけびをあげ、チームに勢いをもたらします。さらに佐藤選手は大津の4人目も見事セーブ。再び国立競技場に雄たけびがこだましました。

東山は蹴った4人全員がPKを成功。勝利の瞬間、東山の選手たちは真っ先にGK佐藤選手の元へ。PK勝利の立役者と喜びを分かち合いました。

佐藤選手は「絶対自分が止めて決勝に進むと取り組んだ。ずっと日本一になるためにやってきた。必ず勝って日本一になりたい」とコメント。9日、国立競技場で岡山学芸館(岡山)と決勝を戦います。

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