◇プロ野球パ・リーグ 楽天-日本ハム(21日、秋田)

両チーム無失点で迎えた5回。楽天は太田光選手が日本ハム・吉田輝星投手からタイムリーヒットを放ち、2点を先制しました。

吉田投手が地元・秋田でのがい旋登板ということもあり、約1万5000人の観客が集まったこの試合。

楽天は吉田投手の前に初回、浅村栄斗選手がヒットを放つも、日本ハム・木村文紀選手の好送球にタッチアウト、チャンスを作れません。

その後4回まで吉田投手得点を奪うことができません。

迎えた5回、先頭の銀次選手がセンター前ヒット。ノーアウトでランナーを出します。続く辰己涼介選手もフォアボールで出塁、ノーアウト1、2塁でチャンスを広げます。

その後1アウト2、3塁となり、迎えるバッターは吉田投手と同じプロ４年目の太田選手。その2球目でした。外角甘めに入ったストレートを捉え、センター前へ走者一掃となるタイムリーヒット。2点を先制しました。

続く武藤敦貴選手も吉田投手からライト前ヒットを放ち、吉田投手をマウンドから引きずり下ろしました。

太田選手の活躍に楽天ファンはSNSで「太田光先制タイムリー！がい旋登板の吉田輝星から打った！」「実質太田光が先発としての吉田輝星に引導を渡した形になるのか」とコメントしています。