◇プロ野球パ・リーグ　西武2-1ソフトバンク(10日、京セラドーム)

8連敗中の西武が先発・隅田知一郎投手の好投で久しぶりの勝利をあげました。

7月2日に行われたベルーナドームでのソフトバンク戦にも先発した隅田投手。その試合では5回102球を投げ被安打8、失点4で負け投手という苦い結果となっていました。

リベンジを果たしたい隅田投手は初回、先頭の中村晃選手にヒットを打たれるも後続を打ちとると、3回・4回・5回は連続で三者凡退に抑える好投。6回には三森大貴選手にソロホームランを許したものの、7回を被安打3、1失点の好投でマウンドを降りました。

今季4勝目となった隅田投手はヒーローインタビューで「先週ベルーナドームで(ソフトバンクに)やられたんで今日は絶対やり返してやろうっていう気持ちでマウンドに上がりました」と登板前の気持ちを語りました。

今シーズン最長となる7回を投げ球数も88球に抑えた隅田投手。もう1回投げられるピッチャーになれるように頑張りたいと西武にとって頼もしいコメントも飛び出しました。

ファンに向けて「チームは苦しい状況が続いていますけどこうやって球場に足を運んでくださるので選手全員頑張っていますので今後も勝てるように頑張っていきます」と話した隅田投手。次回登板にも期待がかかります。