井上尚弥4団体統一戦 有効打は相手の4倍151発も「最高の1発はなかった」 防戦バトラーに燃えたKOへの思い
151発の有効打の中で手応えがあったパンチについて「唯一あげるとすれば第11ラウンドにダウンを取った左ボディ」だと語りました。
この試合、井上選手は攻撃を緩めず、終始バトラー選手を圧倒。しかし、「この試合に関しての最高の1発はなかった」といいます。
バトラー選手は井上選手の攻撃パターンを徹底的に分析、得意とする右アッパー~左ボディのコンビネーションを打つ時も左ボディをもらわないように、アッパーのタイミングでボディをブロッキングされたといいます。
井上選手が圧倒的有利と目されたこの試合。試合中盤からバトラー選手が判定まで持ち込もうとしていると感じ、「判定まで(バトラー選手が)立っていたらたたえられる雰囲気も戦う前からあった。自分としては判定までは絶対にいきたくない」とKO勝利で決着させることにこだわったとコメントしました。