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井上尚弥4団体統一戦 有効打は相手の4倍151発も「最高の1発はなかった」 防戦バトラーに燃えたKOへの思い

2022年12月18日 16:20
井上尚弥4団体統一戦 有効打は相手の4倍151発も「最高の1発はなかった」 防戦バトラーに燃えたKOへの思い
17日、日本テレビ『Going!Sports&News』に生出演した井上尚弥選手
ボクシング世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が、17日放送の日本テレビ『Going!Sports&News』に生出演。

圧倒的な力を見せて、第11ラウンドでKO勝利を収めた13日のポール・バトラー戦。この試合の有効打はバトラー選手が38発だったのに対して、井上選手は約4倍の151発と圧勝。

151発の有効打の中で手応えがあったパンチについて「唯一あげるとすれば第11ラウンドにダウンを取った左ボディ」だと語りました。

この試合、井上選手は攻撃を緩めず、終始バトラー選手を圧倒。しかし、「この試合に関しての最高の1発はなかった」といいます。

バトラー選手は井上選手の攻撃パターンを徹底的に分析、得意とする右アッパー~左ボディのコンビネーションを打つ時も左ボディをもらわないように、アッパーのタイミングでボディをブロッキングされたといいます。

井上選手が圧倒的有利と目されたこの試合。試合中盤からバトラー選手が判定まで持ち込もうとしていると感じ、「判定まで(バトラー選手が)立っていたらたたえられる雰囲気も戦う前からあった。自分としては判定までは絶対にいきたくない」とKO勝利で決着させることにこだわったとコメントしました。