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中日4連敗で“借金20” 攻撃でバント失敗 守備で暴投 勝負所のミスが敗戦に

2023年7月30日 18:03
中日4連敗で“借金20” 攻撃でバント失敗 守備で暴投 勝負所のミスが敗戦に
バント失敗に1塁ランナー柳裕也投手は戻れずダブルプレー(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人4―0中日(30日、東京ドーム)

中日は巨人との3連戦に3タテを喫し4連敗を喫しました。

先発の柳裕也投手は力投。ランナーを出すも、要所をしめるピッチングで巨人打線相手に7回114球を投げ無失点に抑えます。

しかし打線が援護できず。3回には先頭打者の9番柳投手がヒットで出塁するも、1番樋口正修選手がバント失敗でダブルプレー。7回には2アウト1、3塁のチャンスも代打・石川昂弥選手が凡退に終わり無得点が続きます。

8回、2番手でマウンドに上がった清水達也投手が誤算。

巨人先頭打者の2番坂本勇人選手に四球。さらに3番梶谷隆幸選手の送りバント、4番岡本和真選手には申告敬遠で1アウト1、2塁で5番・秋広優人選手との勝負になります。

その初球、清水投手の変化球がワンバウンド。キャッチャー宇佐見真吾選手も捕球できず。ワイルドピッチでランナーがそれぞれ2、3塁へ進塁させてしまいます。

続く2球目に秋広選手にライト前ヒットを浴び、ランナー2人がホームに生還。さらにその後、途中出場の7番大城卓三選手に四球を与えると、8番門脇誠選手に2点タイムリー2塁打。一挙4失点を喫し、勝負を決められました。

この試合はファーストのビシエド選手、センター岡林勇希選手が好守備を見せていましたが、勝負所でのミスが勝敗につながる形となりました。中日は最後まで得点を奪えず、今季16度目の完封負け。35勝55敗で今季最多の借金『20』となっています。