プロ野球・ソフトバンクに西武からFA移籍した山川穂高選手が27日、福岡・筑後市のファーム施設で自主トレを公開しました。

新チームでの活動について「やっぱり最初は慣れたりするのに少し時間がかかりますし、苦労すると思う」としたうえで、「毎日1つ1つのことを一生懸命やろうかなと思っています」と語りました。

チームメートの嶺井博希選手、砂川リチャード選手とともに練習し、「合理的な練習・より質のいい練習を数いっぱいやるというのを大事にしている」と、ノックや打撃練習などで汗を流しました。

2月1日から始まる春季キャンプはA組(1軍)に振り分けられており、「今までと違う流れになると思う。自分のペースではいかないのかなと思ってるが、何とか食らいついていきたい」と意気込みました。

またホームランや、チームを盛り上げることが自分のできることだと語った山川選手。

昨季は知人女性への強制性交の疑いで警視庁に書類送検されるも、不起訴処分となりましたが、球団からは公式戦の無期限出場停止処分を受け、同5月12日に登録を抹消。出場試合数はわずか17試合に終わりました。

実戦感覚について「少しでも早く感覚を取り戻したいなっていうのはありますけど、これは自主トレでどうにかできる話ではないので、実際に入ってきてからしっかり取り戻していきたい」とコメントしています。

新シーズンへ向けて「いつもなら、明確なホームラン数とか打点とか、考えるのですが、新しいチームですし、まずキャンプ初日を迎えて初日が終われば2日目っていう感じでいくだけなので、明確な目標・先の目標は、今は本当に考えていない。キャンプ初日に向けて頑張ります」と力を込めました。