◇プロ野球セ・リーグ 中日5-1ヤクルト(25日、バンテリンドーム)

中日は本拠地初勝利を挙げた涌井秀章投手が、お立ち台で球場をわかせました。

楽天からトレードで移籍し1年目の涌井投手はこの日、6回1失点の好投。打線が5回に細川成也選手のタイムリーなどで3点を先制し、3勝目を手にしました。

涌井投手と細川選手は2人そろってお立ち台に上がると、涌井選手は「細川がいつも『ご飯食べさせてくれ』って言ってくるので、ようやく2人でお立ち台に立てて、お金使ってきた甲斐があったなと」と球場に笑いを誘いました。

涌井投手は今月9日に自身のSNSで、細川選手や後輩たちと焼き肉に行った写真を投稿。

後輩思いの先輩について細川選手は「涌井さんにいつもお世話になっているので、その思いで試合に臨みました」と話しつつ、「またお肉を食べさせてほしいです」と笑顔でおねだりしました。

今月21日に37歳となったばかりの涌井投手は、「そろそろ涌井の財布もピンチなので、細川のスポンサーの方を探していきたいと思います」とベテランらしく軽快な返し。本拠地に訪れたファンを大いにわかせました。