◇パ・リーグ　日本ハム3-2楽天（26日、楽天モバイルパーク）

13連敗中の日本ハムは5回、ハンソン選手の4号2ランHRで先制に成功します。しかし、8回裏2アウトの場面で楽天・鈴木大地選手に同点となる3号2ランHRを浴び、試合は振り出しに戻ります。

それでも9回表、1アウト1、3塁と勝ち越しのチャンスを迎えると、4番の万波中正選手が打席に立ちます。

ここまで無安打の万波選手でしたが、安樂智大投手の5球目のチェンジアップを打ち返すと、ショートへの内野安打。決勝点となるタイムリー安打で、チームの大型連敗をストップしました。

試合後、ヒーローインタビューに応じた万波選手は「ほっとしていますし、チームとしても苦しかったので、なんとか1勝できて本当によかったと思います」と久しぶりの勝利に喜びをかみしめました。

9回の打席については「心臓がバクバクで、『ここで絶対に決めないと』と思った。でもピッチャー交代で時間もあったので、ちゃんと気持ちを整えて、深呼吸していきました」と振り返りました。

今後に向けては「チャンスがきたら全部ランナーをかえす気持ちでいたいですし、もっともっとホームランを打ってチームがより多く得点できるように、頑張ります」とコメントを残しています。