◇プロ野球セ・パ交流戦 DeNA8-5ソフトバンク（9日、横浜スタジアム）

DeNAは初回に牧秀悟選手の満塁ホームラン、7回に筒香嘉智選手の3ランホームランが飛び出し、ホームラン攻勢で8得点をあげました。

一方、投げてはドラフト5位ルーキーの石田裕太郎投手が5回1失点の好投でプロ初先発プロ初勝利。チームも連敗を4で止めました。

試合後、三浦大輔監督は石田投手について「『ファームでやってきたことをそのまま出せ』と本人に話をして、立ち上がりから思い切って腕を振れていた。最初から球数関係なく、良くても5回までというプランで役割を果たしてくれましたね」と大絶賛。

チームの連敗ストップについては「（石田投手が）選手たちのいいプレーを引き出してくれましたし、今のこのチーム状態の中でがむしゃらに投げることが大事なのかなと。ルーキーながらもチームに何か感じるものを与えてくれたかなと思います」とコメント。

次回登板については「初登板が終わったところで張り具合とか体もバリバリになってると思うので、その辺を見てからです」と語りました。

また、初回に満塁ホームランを放った牧選手については「本人もだいぶ元気がなかったので、本人と昨日話をして『スッキリして日曜来てくれ。4番でいくから』と伝えて、1打席目から最高の仕事をしてくれましたし、ルーキーにとって心強い4点だったと思います」と主砲の復活に安堵のコメントを残しました。