◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク3-2西武(18日、沖縄・那覇)

沖縄のセルラースタジアム那覇で開催された一戦。

1点リードの8回、ソフトバンクは鉄壁のリリーフ又吉克樹投手を投入。17試合に登板し、いまだ得点を許していません。

この回先頭の西武・金子侑司選手を内角のカットボールでバットを折りセカンドフライ。続く愛斗選手もカットボールでファウルフライに打ち取ります。

2アウトで迎えるは同じく沖縄出身の山川穂高選手と対決。ここでカットボールをセンター前に運ばれます。

そして西武は代走に熊代聖人選手。それでもソフトバンクバッテリーは盗塁をしかけた熊代選手に反応し、1・2塁間で挟み込み3アウト。

この日も又吉投手が無失点リリーフをみせました。ヒーローインタビューでは「まさか中高と補欠だった人間がマウンドに上がって、ここでヒーローインタビューを受けている。っていうのを10年前の自分は信じないと思う。一生の思い出になりました」と感慨深く話しました。

山川選手との対戦について聞かれると「山川選手は力で向かってきてくれたのに対して、僕は技しかないので。自分の持ってるものを沖縄のみなさんに見せようと思ったのですが、打たれてしまったので、あしたからまた考えて練習します」と笑顔で答えました。