◇プロ野球セ・リーグ　DeNA6-1広島(30日、横浜スタジアム)

DeNAの平良拳太郎投手が9回途中1失点の好投で、チームを勝利に導きました。

開幕カード第2戦を任されたプロ11年目の平良投手。初回から広島打線を3者凡退にきって取ると、2回は先頭の坂倉将吾選手に四球を与えますが、レイノルズ選手を併殺打。テンポ良くアウトを重ねると、6回までノーヒットピッチングをみせます。7回に野間峻祥選手に初ヒットを許しますが、無失点のまま9回へ。2アウトまでこぎ着けますが、小園海斗選手にタイムリーヒットを献上。それでも最後は徳山壮磨投手が締めてチームは開幕連勝を飾りました。

平良投手はプロ初完封勝利こそ逃しましたが、8回2/3を投げ、105球4安打1四球1失点の力投で今季1勝目。降板の際には一際大きな歓声が上がりました。

この日はドラフト1位ルーキーの度会隆輝選手がホームランを含む4安打と大暴れ。それでも平良投手はピッチングだけでなく、バットでも存在感。2回の第1打席に一塁線を破るライトへのタイムリーヒットを放ち、プロ11年目にして初の打点を記録。4回の第2打席にはセンター前ヒットで、この日2安打1打点と投打で躍動しました。